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Campaign, more than anything

2015-01-01から1年間の記事一覧

小売業にとって、とても大切な日「ブラックフライデー」を全店休業にするアウトドアブランドのプロモーション

アメリカではサンクスギビングデー(11月の第4木曜日)の翌日を「ブラックフライデー」と呼び、みんなが買い物に行く日として、小売業者が大きな利益を得る日になっています。自分もルームメイトに誘われるがままにショッピングモールに行き、買い物した記憶が…

ハシュタグの広告販売

少し前に広告界で「ストーリーテリング」がバズワードになって、「ストーリーテラー」を自称するクリエーターが現れたりした。すると、そのカウンターとして、「ブランドがストーリーを語って誰が耳を傾けるんだ?」「これからは生活者に物語を作ってもらうス…

バルーン10万個で入道雲のようなモクモクした雲をつくる

19世紀に完成したロンドンの歴史的な商業ビル"Covent Garden"に大小10万個のバルーンがインストールされた。その大きさは横12m×縦54mというからかなり大きい。 照明が入ると、陰影がついて、さらにいい。 ロンドンということでてっきり分厚い雲のメタファー…

世界中の公道をインディカーでぶっ飛ばす

Google Street Viewは日々、世界中で写真をとりまくって、充実化するに従って、シミュレーターとして使われることが多くなっているように思います。都市が水没する「温暖化シミュレーター」みたいなのありましたが、あれとか、かなり印象に残ってます。 この…

これぞ、最高のレストランエンタテインメントサービス「リトルシェフ」

テーブルにつくと、卓上にこびとシェフが現れ、生肉がのせられた炭火コンロに油を注ぎ、火を放つ。更に、卓上に生えているブロッコリを電動のこぎりで派手に切り倒し、にんじんを引っこ抜いて、それぞれ肉に添える。そして、肉の焼き加減をチェックして、ひ…

Siriがユーモアいっぱいに喋ったり、号外出たり、警察がジョークかましたり、デロリアンタクシーが走ったり、バックトゥザフューチャーの日、いろいろ

2015年10月21日は「Back to the Future 2」でドクが設定した未来の日ということもあり、この日を"Back to the Futureの日"と名づけ、トヨタやペプシから名もない街場のファミレスまで、様々な企業による関連プロモーションが大々的に展開されております。誰…

NO GHOSTING

2年8ヶ月に渡ってEVB(デンバー州ボールダーのエージェンシー)で働いたSteve Babcockが辞職することを、自身のFacebookアカウントで発表した。これはその際、仲間に送られたメッセージ。 数ヶ月前、私はEVBのドアに"NO GHOSTING”とペイントした。それは、夜、…

巨像が街にあらわる。

自転車の荷台に加速度計、自動車バッテリ、プロジェクター、iPad mini、openFrameworksのソフトウェアを組み合わせた装置を積み込んで、ペダルを踏むと、壁面に歩く巨象の影がプロジェクションされる。手がけたのはスイスのコーダー兼グラフィックデザイナー…

VRジャーナリズムでオーディエンスを世界へ連れて行く

New York TimesがVRジャーナリズム"NYT VR"を本格稼働する。春頃にNew York Times Magazineで実験(Walking NY)していたで当然の流れといえばそうだけど、かなりチャレンジングだなと思うし、そこに「新聞」などという面影も、紙とか映像とかネットとかいう前…

現代版デジタル紙芝居オジサン

自分が子供の頃は、毎日近くの公園に自転車の荷台に紙芝居をセットしたオジサンが現れ、オジサンが売るミルクせんべいを食べながら、友達と紙芝居を観たものだ。日本では、そんな光景を目にしなくなって長い年月がたつけど、欧州や南米では、その現代版とも…

あるフライトアテンダントの神サービス

アメリカン航空のワシントンD.C拠点のフライトアテンダント Taylor Tippett は約1年前から、乗客の気分を盛り上げるメッセージをノートの切れ端に描いて、搭乗前の機体の窓にテープで貼りつけ、写真撮影の上、#wordsfromthewindowseatを添えてInstagramに投…

業界地図を塗り替えるようなエアライン・スタートアップのコンセプト

最近開催されたAPEX CONFERENCE(航空業界の国際会議)で、"Airbnb"や"Uber"のような、業界地図を塗り替えるようなコンセプトを持つ「エアライン・スタートアップ」とは...というテーマで発表があった。プレゼンテーターはTeague(デザインコンサティング会社)…

僅かな隙間にねじ込んで路上駐車しようとする人はコンパクトカーにとって良い客?

最近は路上駐車が減ったけど、15年以上前の御堂筋は路上駐車が凄くて、僅かな隙間に車を強引にねじ込もうとする光景を頻繁に見かけた。恐らく、現在のポルトガルは当時の大阪みたいに路駐問題が酷いが故のこのSmart(ポルトガル)の企画だと思う。 「僅かな隙…

事故車のミニカーで飲酒運転問題に対する啓発

アメリカの大学では新学期なんかに先生が試供品をくれることがある。それはお菓子だったり、歯磨き粉だったり、色々あるんだけど、袋にまとめられて配られるのを何度か受け取ったことがある。その中には必ずと言っていいほど「シリアル」が入っている。 非営…

ネットフリックスでまったりするために環境を整えるスウィッチ

テレビ界を恐怖に陥れる存在として、ネットフリックスが遂に日本上陸を果たした今日この頃ですが、ネットフリックスは色んな意味で興味深いです。最近読んだ記事では、通常、テレビドラマは初回放送時でどれだけ視聴者を掴むかがポイントだけど、ネットフリ…

本気の映画タイアップ

映画タイアップというのはよくお目にかかる。映画側は露出が増えるし、インパクトが欲しいブランド側にとっても渡りに船だ。でも、CMに映画のシーンを挟むとか、劇場チケットプレゼントとか、そこそこな感じが多いように思う。 しかし、007最新作「Spectre」…

PESの新作はHONDAのPV「PAPER」

アカデミー賞を受賞した"Fresh Guacamole"など、いつも愉快なストップモーションアニメを制作する映像ディレクター"PES"の新作"PAPER"。HONDAのコーポレートPVなんだけど、絵が描かれた紙を次々に重ねていく...こう言うと普通なんだけど、想像を絶する方法。…

テレビを観ながら、Shazamして、Coke Zeroをゲットする

伝統的なブランドは、どこもミレニアル世代への対応が大きな課題になっているけど、Coca-Colaもその1つで、ミレニアル世代の内、85%はCoke Zeroを飲んだことがない。一方で、飲んだことがある15%の内半分は、継続的なユーザーになっている事実があり、ならば…

パッケージはよりパーソナライズの方向へ

ボトルに名前がプリントされた"Share a Coke"キャンペーンは大ヒットし、ファンが世界中で友人や自分の名前がプリントされたCoca-Colaを使って物語を作り、ソーシャルメディアで共有した。ブランドがストーリーを語るのではなく、ユーザーに語ってもらうとい…

Share a Coke キャンペーンが乗っ取られる

JohnやMichaelなど、ポピュラーな人の名前をプリントしたCoca-Colaのボトルを販売する"Share a Coke"キャンペーンは、数年前、豪州で始まって以来、日本を含む世界各地で展開され、大ヒット。Coca-Colaはその一環として、ユーザーの好きな名前やメッセージを…

人の行動をデザインする Fun Theory

ロンドンのストリートに蔓延るガムや吸い殻のポイ捨て問題の解決を目指す非営利団体"Hubbub"は、頭ごなしに"捨てるな!"とは言わず、上手に人を誘導する対策をとっている。 例えば、ロナウドとメッシはどっちがベストだ? ...というフットボール好きの男たちを…

旅を変えるかも知れないカメラ

カメラボディにスマートフォンを装着する形で作られたこの"Camera Restricta"は、撮影場所の位置情報を把握した上で、オンライン上の写真のジオタグと照合し、同じ場所で撮影された写真が何枚あるのかを把握し、その数が多い場合はシャッターを切れない仕組…

Coca-Cola タトゥー缶でヒスパニック系のカルチャーに入り込む

9/15-10/15の期間、アメリカでは「ヒスパニック伝統月間」だ。ヒスパニック系の人々が大切にするのは彼らのファミリーネームであり、その名前には家族の歴史など様々な意味が込められている。Coca-Colaはこの部分に注目し、ヒスパニック系の典型的なファミリ…

MLBスターになりきれる360度映像

Gatoradeがメジャーリーグスターのバッティング感覚や打席でのプレッシャーを体感できる360度ビデオをリリースした。Bryce Harper(Washington Nationals)をフィーチャーしたこのビデオは、彼が打席に立って、どんな感じで投手やボールを見て、バットを振って…

ブランドロゴの名前を変えても人は形状と色とタイポグラフィですぐにブランドを認識できるってことを華麗過ぎる方法で語るビデオ

デンマークのデジタルエージェンシー"Intdesign"がリリースしたVIの重要性について語るビデオ。よく見ると、著名なブランドロゴの名前部分だけを書き換えて、ストーリーをつなぐ仕組みになっている。 映像全体を通じて、名の通ったブランドは、名前を変えて…

どこにでもある親子のお駄賃コミュニケーションのデジタル版代替えアイデアを提案してビジネスに結び付ける

皿洗いや肩たたき、掃除...で、親が子供にお駄賃をあげて、子供はそのお金を貯金箱にいれる...みたいなことは、今も世界中で行われていると思うんだけど、ASB Bankが提案する"Clever Cash"はそのデジタル版。親はお駄賃をあげる際、かわいい象のデジタル貯金…

旱魃の状況によって水の量が変動する販売用ボトルウォーター

2012年の大旱魃により水不足が続くカリフォルニア。しかし、人々がこの問題をあまり深刻に受け止めていないみたい。ヒスパニック系が多くて楽観的過ぎるのかな? そこで1人の学生が興味深いアイデアを提案している。彼の名は"Chris Onesto"。よくある啓発活動…

キッズたちが大人を排除して堂々とコミュニケーションできるApp

"BeepApp"はキッズ専用のコミュニケーションアプリ。画面中央の円をタップすると14,800Hzのアラート音を発するだけのシンプルな仕組みなんだけど、この周波数を大人は聴き取ることができないらしい。よって、授業中や図書館など大人が監視する静かにしなけれ…

エドウィンがリーバイスにこっそり喧嘩を売る水原希子の生着替えムービー

EDWIN"Something"がリリースした水原希子の生着替えムービーが話題になっている。人気女優がコインランドリーに訪れ、着ているジーンズを脱いで洗って下着姿になる...というストーリーなので、話題になるのも無理はない。 これはLevi'sの伝説のCM"Laundrette…

人生の残り時間を表示するウェアラブルデバイス Quitbit

Quitbit。人気ウェアラブルデバイス"Fitbit"に名前は似ているけどその機能は全く違う。Quitbitは、あなたの人生の残り時間を表示するウェアラブルデバイスであり、その時間が間もなく終わろうかという時、アラームが鳴り響く。そして、あなたは死ぬ準備をす…