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2014-09-01から1ヶ月間の記事一覧

iPhone6 Plus買うならシャツやパンツのポケットもリフォームしなきゃ!

世界中のモバイルネットワークが"iPhone6"のSIMは是非うちで!と積極的に仕掛けている訳ですが、KPN(ドイツテレコム傘下)はアムステルダムで一風変わった方法を採用。iPhone6を求めるApple Storeの長蛇の列に衣服のリフォームスタッフを派遣。iPhone6 Plusの…

公共空間をより機能的に、より楽しく

JCDecaux, Florian Brillet, Nicolas Lelievreによる"Mens sana in corpore sano"(健全な精神は健全な身体に宿る)と題されたフランス国内のプロジェクト。街頭や標識といった公共物をゴルフ、フットボールなどのスポーツ空間に変え、国民の運動不足問題に貢…

ストーリーテリング...終わりの始まり

"ストーリーテリング"は去年〜今年にかけての広告界におけるNo.1のバズワードだ。カンヌライオンズでも"ストーリーテリング"をテーマにしたセミナープログラムが多く、また、一部のクリエーターは自らを"ストーリーテラー"と呼んでいるそうだ。その"ストーリ…

18時になるとデスクが吊り上げられるデザインスタジオ

広告クリエーティブ界において残業とは常識中の常識だけど、アムステルダムのデザインスタジオ"Heldergroen"は夕方6時にはきっちりと終業する。あなたが仕事や食べかけのサンドイッチを残していようが関係なく、作業デスクは天井へと吊り上げられ、ヨガスタ…

スマートフォンやタブレット14機を渡り歩く名も無きバンドの素敵なMV

"Brunettes Shoot Blondes"という名も無きウクライナ人バンドの新曲"Knock Knock"のMV。人間の女子とウサギの男子の恋の物語を14個のiPhone, iPad, iPodを動機させ、梯子して描く鮮やかな演出だ。 いやぁ、よくできてる。見入ってしまいました。

マジックテープだけに...

"Scotch Magic Tape"(3M)の不思議なパッケージ。マジックテープという商品名、貼った時にテープが見えないという特徴を捉えた面白い試み。"2014 CLIO Awards"のデザイン部門銀賞を受賞したそうだ。 パッと見た感じ、マジックテープが入っているようには見え…

LINEもいいけど、時には珈琲飲みながら会って話すのもいいよ

“Sometimes the best way to connect is to get together”(メッセンジャーAppで話すよりも、時には会って珈琲飲みながら話すのがいいよ)と語っているのはStarbucks。スマートフォンが世を席捲する中、それを批判的に語るのではなく、肯定しつつも、時にはSta…

Cirque du SoleilがDroneに魔法をかけた!

ランプシェードを被った10機のDroneがレトロなBGMと共に人のパフォーマンスにシンクロして中空を舞う。"SPARKED"と題されたこのフィルムはCirque du Soleilによりリリースされたフィルムであり、今後の新作ショーでDrone演出導入を示唆しているかも知れない…

利己主義的自撮り〜Selfish in Selfie

大きなトレンドには揺れ戻しみたいな現象がつきもので、ソーシャルブームでアンチソーシャルの流れが来て、"Selfie"にも"Anti-Selfie"がやって来る。 "ASPIRATIONAL"(Directed by Matthew Frost)と題されたこのフィルムに出演しているのは"Kirsten Dunst"(Sp…

Droneの大群で中空に画を描く

LEDを搭載したDroneの群れを夜空に飛ばし、光の残像で中空に光の画を描く"Ars Electronica Futurelab"によるプロジェクト"Spaxels" (Space Pixels)。Droneを制御してオブジェクトを描き、ロングエクスポージャーで撮影するとこんなドローイング風の感じにな…

子供と老人...もっと彼らに目を向けなければ

言うまでも無くこの世の中で割を食っているのは"老人と子供"だ。人間は誰しも生まれてから数年と死ぬ前の数年は人の世話にならざるを得ないが、実際は孤独死していく老人や共働きで放置される一人っ子も少なく無い。 これは日本での現象だけど、きっと台湾も…

現象に機敏に対応する

大きな現象の裏では、それを何かの好機に変えようとしている人たちがいる訳で、この一連のiPhone6熱もその対象になる。日本でも1週間以上前から路上キャンプで列を作る人がいたけど、マンハッタン五番街のApple Storeでもそれは全く同じ。 "ここが僕の家だ""…

パルクール×2D横スクロールゲーム

横スクロールの2Dアドベンチャーゲームを現実空間でやってしまう"Jason Paul Arcade Run"。パルクールアスリートであるJason Paulのパフォーマンスなんだけど、RedBull面白い企画するなぁと思っていたらラストシーンで驚くべき事実が...。 何とゲームフィー…

THAW〜スマートフォンとPCの新しいインタラクション

スマートフォンをコントローラにしてPCゲームをプレイするなど、スマートフォンとPCのインタラクションはこれまでにも色々あったけど、この"THAW"のコンセプトはそれらの進化形だ。 MIT Media Labが開発したこの"THAW"はPCのような大きなスクリーンとスマー…

女性用下着ラインの新機軸

この女性用下着広告に登場する6人の女性はプロのモデルではない。Tech系ベンチャーの女性CEO(または創業者)だ。これはアパレルブランド"Dear Kate"の下着ライン"Ada Collection"の広告であり、"Ada"とはアルゴリズムを発明した"Ada Lovelace"に因んだネーミ…

赤信号ガイが踊り出せば、交通事故は減少する

忙しい現代人にとって赤信号とは待ちきれない類いのものであり、それ故に交通事故も起こりやすい。"Dancing Traffic Light"はそんな問題に対する解決策の1つであり、赤信号の待ち時間にFUNを提供しようという趣向だ。 信号機の人型が赤信号になると激しく踊…

犬だって長距離ドライブで苦しんでいる

これだけ犬を飼っている人が増えると、あちらこちらに出かける際に犬を連れて行くことも多くなるし、米国などでは特に長距離ドライブに犬を付き合わせることも多いだろう。 ということでこのCITROENのTVCM。 CITROEN C3 e-HDiは燃費が良く、満タンでノンスト…

自販機の住人が語りかける

OOH

Tweetすると無料で商品がもらえる...といった自販機企画はかなり安売り状態になっているけど、このWalkers Crisps(スナックブランド)のケースは一工夫されている。 舞台はバス停にある自販機を模したDigital Billboard。スクリーンには1986年のFIFA WORLD CU…

重要な製品発表会で、AppleはOK Goのアイデアをパクったのか?

"Perspective"(見方)と題されたAppleのフィルム。火曜日にカリフォルニアで行われた新製品発表会の冒頭に公開されたフィルムであり、トリックアート的手法を使った演出が印象的だ。 ここで語られているメッセージの一部を抜粋すると... いつも異なる角度で物…

Coca-Colaが人間の骨を溶かすというりは本当か?

"Coca-Colaは骨を溶かす""Coca-Colaはコンクリートも溶かす"...この類いの噂は誰もが耳にしたことがある筈だ。そして、それは少なくともコスタリカでは同じ状況のようだ。 Coca-Cola Costa Ricaがリリースしたこの物語の舞台は処刑直前の薄暗い部屋。処刑人…

テレビ、映画、音楽に続き、アートのストリーミング配信サービスが始まる

TVからNetflix, huluへ、iTunesからSpotifyへ、テレビや映画、音楽がストリーミングへと移行する中、家やオフィス、ビルに飾る額縁アートもストリーミングになるようだ。"Curater"なるアートストリーミングサービスは広告プロダクション"Acne"によって企画さ…

広告はリアルタイムへ

以前は多かった街角での配布。ジュースやお菓子、時にお酒まで何でも配る時代があったけど、最近は少なくなったような気がする。そして、その現代的なやり方がこの"Evian Bottle Service"ではないか。あなたが8月19日〜21日までマンハッタンに居たとして、居…

超放任主義のサーカス

サーカスの演出効果の操作スタッフとしてデビューした若い男。簡単なレクチャーを受けてトライしたものの、1つのミスを引き金に、焦ってミスを連鎖させ酷いことに...。 Next time label it(次からはちゃんとラベリングしようね) 単純で楽しく害の無い"brothe…

喋る水

Coca-Colaを筆頭に清涼飲料水が肥満の大きな要因であると考えられている米国。人々にもっと水を飲んで貰うべく非営利団体"Partnership for a Healthier America"が仕掛けたのが"Drink Up Fountain"。 一見、公園にある普通のウォータークーラーだけど、人々…

Nikeはアスリートをサポートするために専用の飛行機を開発

スポーツブランドのミッションがアスリートが最高のパフォーマンスを発揮できるようサポートすること...であれば、Nikeがアスリートの移動用飛行機を開発していることも頷ける。 デザインコンサルティング会社"Teague"とのコラボレーションでデザインされた…

家族をテーマにした広告の新手〜子供が幸せになる連れ子結婚

"家族のためのブランド"といったポジショニングの場合、その広告は典型的な仲良し家族の日々を描くというのが定跡形だが、実際の世の中の家族像というのは大きく変化している。同性婚もあれば、異人種婚もある。そして、両親が離婚するケースも少なく無い。 …

過去100年間の映画の影響関係

OrgazmoはSTARWARSの物語に影響を受けているのか? E.TとDogmaはどうだ?...映画作品の相互関連性について想像することはあるけど、それを調べるとなると結構大変かも知れない。しかし"Culturegraphy"が誕生し今、調べる時間は必要が無くなった。 Kim Albrecht…

カメラではないカメラ

カメラ型に象られた木製のキーホルダーか、または自分の部屋のドアにかけておく、部屋にいる/いないを表示するカメラ型ボードか...と思いきや、これは立派なカメラのようだ。ハッカー集団"NYC Resistor"のOlivia Barrが開発した"Not-A-Camera"は2Dの見た目と…

高低差1419mを駆け上がるエクストリームなマラソン大会

日本では地味目な体育会系のスポーツブランドとして名を馳せている"MIZUNO"が、ブラジルでは相当激しいマラソンレースをサポートしている。"Mizuno Uphill Marathon"は高低差1419mを駆け上がる究極のタフネスと精神力を競うフルマラソンとして、自分自身の身…

1970年代〜現代までのデジタルアートの動きを凝縮した The Barbican Digital Revolution

欧州最大の文化施設"Barbican"(ロンドン)で"Digital Revolution"なるイベントが9月14日まで開催中だ。これは初期のビデオゲームやシンセサイザーミュージックやコンピューティングから直近のインタラクティブアートやウェアラブルテクノロジーまで幅広く網羅…