Campaign_Otaku

Campaign, more than anything

2010-04-01から1ヶ月間の記事一覧

ジャーナリストは独裁者と戦い、打撃を与える唯一の存在

世界中で拘禁や殺害されたジャーナリストの救出と家族支援、メディア規制の動きを監視・警告する非営利団体「国境無き記者団」が25周年を記念してリリースしたグラフィック広告。上から、キム・ジョンイル(北朝鮮)、カダフィ(リビア)、アフマディネジャド(イ…

“Nike Music Shoe”メイキングを公開

2週間程前に紹介した「柔らかさ」を特徴とする“Nike Free Run+”をぐにゅぐにゅ折り曲げながら音を出し、曲を奏でるヴァイラルビデオ“Nike Music Shoe”がYoutubeだけで50万視聴を突破。注目度が高まる中、そのメイキングビデオがリリースされた。

Happy Mealの禁止法案が議会へ

マクドナルドの“Happy Meal”に代表されるファーストフードのオモチャ付きセットは子供達に大人気で、キッズマーケティングの成功例として業界内で称賛されてきたが、どうやら一部の地域では禁止の憂き目にあう可能性が出てきた。 “Los Angeles Times”による…

Youtube代表として世界で戦う

Cannes Lions(カンヌ広告祭)には、“Cannes Young Lions”なる若手クリエーター(18〜28才)が参加するコンペティションがある。サイバー,プリント,フィルム,メディア,マーケター(今年から導入)の5部門で構成され、各国での予選を経て、代表がカンヌに集まり、現…

嫌らしくないルイヴィトンの高級感

Web

高級ブランドの中には、「高級」であることを強調することによって高級ブランドのポジションを維持するブランドもあれば、そうでないブランドもある。 手書き文字や古いタイプライター文字、牧歌的な音楽にそれ程大きくない街の喧噪を表すような効果音の活用…

ピタゴラは永遠に不滅です。

スマートフォンをドミノ替わりに使ったVodafone(イタリア)のヴァイラルビデオ。ブルートゥース、タッチスクリーンなどスマートフォンの機能を各所に散りばめ、Twitterの小鳥やメールの風船などが登場する演出は非常に手が込んでいる。 過去、幾度と無く取り…

2005年版TVCM+30秒=2010年版TVCM

ホンダが2005年にリリース(欧州)なさったTVCM“Impossible Dream”には、自家用車、F1、パワーボード、バイクといった様々なエンジンを創るホンダのケイパビリティが表現されていた。時を経てホンダのケイパビリティは拡張し、ロボット、ハイブリッドエンジン…

オタクへの挑戦状

Nokia N900は、オープンソースを採用した携帯であり、オープンソースと聞いて胸躍る可能性があるのは間違いなく技術オタク達である。そしてNokiaは彼らの習性を見極め、絶妙な技で話題を拡散なさった。 その技とは、19世紀、金銀財宝を泥棒から守るために用…

iPadで絵本が驚くほど楽しくなる

iPadは大人専用だと思っていたが、絵本がこんなに楽しくなるとは...。この一手(不思議の国のアリス)を見ただけで、その可能性が随分拡がったように感じる。

皮膚癌ファミリー

「白人」というぐらいであるからして肌は白い。そして、白い肌は紫外線に弱い。にも関わらず多くの欧米人は、暖かくなると公園やビーチで大胆に肌を露出し、小麦色の肌への憧憬を露わにする。いわゆる「日焼け」というやつだが、これは皮膚癌に直結する自殺…

路面が滝壺に

世界初の3DTVを発売したサムスンが欧州でオンエアしたTVCM。3Dという新しい時代の到来とそれがもたらす臨場感の表現が素晴らしい。 ついでにといっては何だが、3DTVが死んでいる10の理由という記事(Business Insider)が以前にあったのでご紹介を。 1.3D眼鏡…

ローテク表現全盛期

マクドナルドのオリエンタルメニューのTVCM。最近このようなローテク感漂う演出が全盛期を迎えているような気がする。ハイテク三昧の世の中における「無いものねだり」ということなのだろう。

情熱的ゴールパフォーマンスを見せてくれ!

1990年ワールドカップでアフリカ大陸初のベスト8入りを果たしたカメルーンのエースストライカー「ロジェ・ミラ」のゴールパフォーマンスはサッカーファンにはお馴染みである。そして今年、アフリカ大陸初のワールドカップ開催にあたって、オフィシャルパート…

人をイライラさせる破れかぶれのプロモーション

徹底的に人をイライラさせ、激しく抵抗されても怯まず続ける。Jumper-s(伊)が「壊れないサングラス」をアピールするためにとった手段がこれだ。 大企業が気にする「信頼」「安心」など糞食らえとばかりに、話題性の為には手段を選ばず。被害を被った方々はお…

傷つきやすいあなたを銅像に

世の殿方が少なからず持っている「欲」の1つに「名誉欲」というものがある。そして、その最高峰にあるのが「銅像」ではないかと思う。坂本龍馬にナポレオン...銅像になっている人は全て、死してその功績を語り継がれる歴史的偉人である。 そんな殿方の夢を真…

大統領選さながら、商品の生き残りをかけたキャンペーン

米国シトラス系飲料No.1の“Mountain Dew”が1年間に渡って実施しているキャンペーン“DEWmocracy”が、いよいよ最終フェーズに入った。 2007年、ユーザーの意見を取り入れてリリースされた“Voltage(フレーバー)”がうまくいったのをきっかけに、昨年7月から新た…

節水のためにみんなでシャワー

4/22は“Earth Day”である。「真面目に」地球のことを考える日であり、目耳に飛び込んでくるメッセージも真面目なものばかりだ。 しかし、真面目な日だからといって、いつも不真面目なブランドが急に真面目になるのは難しい。よって、「だんまりを決め込む」…

蛸にも負けないタフな防水ビデオカメラ

「蛸にビデオカメラを奪われ、格闘の末、カメラを取り返す。蛸に奪われている間もカメラは一部始終を録画していた...」。 マーケティングの匂いがプンプンする疑惑の映像。恐らく、「防水ビデオカメラのタフネスぶり」を訴求する広告の一部ではないか。

Audi 全6話のWebisodeを来月から公開

魅惑的なエンタテインメントと引き替えにブランドロイヤリティを差し出すブランデッドエンタテインメント花盛りである。“Absolut Wodka”(Jay-Z,Spike Jonze),“Philips”(Parallel Line)と3つ続いた春のショートフィルム超大作もしばらくお休みかと思いきや、…

ハイテクにはローテクで表現

Google Chromeアップデート版の新機能(Twitterアラート、スライドショウ、翻訳など)を訴求するヴァイラルビデオがリリースされたのだが、前作同様「ローテク感」全開である。 太古の昔、冷たくグレーに輝くメタリックイメージが主だったハイテクも、今ではす…

究極のCMタレント「蟻」登場

癒し系CMタレントとして動物が大人気であることは存じ上げていたが、まさか「蟻」まで...。というのが初見の感想。しかし、よく調べてみると広告主のBaygonは、蟻、ハエ、ゴキブリ...あらゆる虫を退治する化学薬品メーカーとのこと。つまり、これは「やられ…

簡単で単純な楽しさ=遊びの本質

デジタルサイネージ上で激しく動くオブジェクトからマックの商品を見つけ出し、ケータイカメラで撮影。近くのお店で写真を見せると、その商品が無料でもらえるというスウェーデンで実施された企画。 それにしても、マクドナルドはOOHの使い方が極めてお上手…

AR × Holographic Illusion

Real Fictionなる企業によって編み出された“dreamoc XL”。ARとHolographic Illusionを組み合わせている模様で、イベントからリテールまで、幅広いプロダクトデモンストレーションへの応用が期待されている。 確かに素晴らしい技術だと思うが、この分野はあま…

Nike 新しいストリートランニング競技? を立ち上げ

野球やマラソン、サッカーといった既存の競技ではない全く新しい競技を開発し、普及させることはスポーツメーカーにとってのある種の悲願ではないかと思う。言うまでもなく、用具の供給をほぼ独占できるからだ。但し、今回、Nikeが立ち上げなさった“Nike Gri…

ソニーUK エージェンシー交代後、初のCMリリース

“Bouncy Ball”など話題のTVCMを連発したFallonに替わり、新たにSony UK“BRAVIA”のクリエーティブを担当(5000万ポンドのアカウント)することになったAnomalyが、お初のお仕事を終えられた。 子供達がフットボールスタジアムやコンサートホールで輝くことを夢…

セクシーな銀行

「安心,安全,信頼」は全ての企業が大切にしなければならないことであるが、内に秘めるだけでなく、外に大声で叫ぶ傾向が強いのが銀行と保険。特に、最近の不況の犯人として扱われていることによって、その傾向はより強化されている。よって、銀行と保険の企…

基本に忠実「フェイク ヴァイラルビデオ」

Mennen Speed Stick(男性用デオドラント)が立て続けにヴァイラルビデオをリリースなさったのだが、いずれも「フェイク」と思わしき映像である。以前にも語ったが、一瞬「リアル?」と疑ってしまうぐらいの匙加減が骨法であり、「論争を起こす」ことが「ヴァイ…

世界一怖いステーショナリー

犯罪&ホラーチャンネル“13th Street”のドイツ支局のステーショナリー。夢に出てきそうで怖くて使えません。

Google ワールドカップに向けて動き出す

ワールドカップを2ヶ月後に控え、関連企画が散見される中、グーグルが“I Love Soccer”をテーマに“Doodle 4 Google Competition”(Doodle=トップページのGoogleロゴのアレンジ版)を立ち上げている。 コンペティションへの参加は「4〜17才」と若い自由な発想に…

シンメトリーなんてくだらねぇ

数少ないシンメトリーでないクルマの1つ“Nissan Cube”(仏)が、多数派に対して“Symmetry Sucks(シンメトリーなんてくだらねぇ)”と言い放っている。そして、引き合いに出されたビジュアルがこれ。 人の顔がこれほどまでにシンメトリーに耐えられないとは...。