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Campaign_Otaku

Campaign, more than anything

世界60ヶ国に展開する売上220億ユーロのグローバル企業でCEOインターンシップ。

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インターンシップ

自分の学生時代にはインターンなどという言葉はほとんど聞いたことがありませんでしたが、今や実施する企業も、参加する学生も急増とのこと。隔世の感を禁じ得ません。

一般的にインターンシップといえば、現場仕事の体験だけど、この世には「CEOインターンシップ」という制度があるらしい。しかも、売上220億ユーロ、世界60ヶ国に拠点を持つ、世界最大の人材サービス会社、Adecco。「Fortune 500」企業です。

 

CEO FOR ONE MOMTH」というプログラムがそれで、世界50ヶ国から代表者を選出し、各々の国で1ヶ月間のCEO業務を体験。これだけでもかなりの体験だけど、その中から選ばれた10名が合宿プログラム「CEO BOOT CAMP」に参加する。グローバルCEOに相応しい人間になるための集中的な訓練を受けるわけだ。

 
そして、「CEO BOOT CAMP」で選ばれた5人により、ファイナル選考会が行われ、最後に残った1名がグローバルCEOアラン・ドゥアズの元、スイスで1ヶ月に渡ってCEO業務を体験する。幾重にも重なる重厚なシステムです。
その仕事は、単にCEOについて回る程度かと思いきや、個室が与えられ、経営会議への出席、ダボス会議へのパネリストとしての参加や事業計画の策定に関わるなど、本格的に活躍の機会が用意されている。浮かれた所などない、かなり本気で魅力的なプロジェクトです。全世界で54,000名以上の応募があるのも頷けます。
 
「CEO FOR ONE MONTH」は、今年で3回目の開催とのこと。こんなにグレートなプロジェクトなのに、全く知らなかった。
各国でCEO候補を選んで、1ヶ月間各国のCEOを体験しながら、各国のAdecco社員がその候補をグローバルのCEOに推すべく積極的にアドバイスを授けるとか、各拠点の巻き込み方が巧妙。カルチャーの共有に苦労しているグローバル企業にとっては参考になる仕組みだ。
応募者にとっては狭き門には違いないけど、少なくとも50拠点でCEO経験が用意されているわけで、やれるかもしれない可能性を感じることができるし、選ばれれば、それはこの上ない経験になることは間違いない。
若者の就労の問題は世界共通課題でもあるし、グローバルな人材サービス会社らしいやり方で、社内にとっても社会にとっても価値あるプロジェクトです。
 
(via Adecco