残業飯の需要をねらってTaco Bellが、Eメール撲滅運動推進中のSlack上でチャットボット「TacoBot」を導入
残業には腹ごしらえが必要です。この残業飯市場はいろんな企業が凌ぎを削っているわけですが、このTacoBellによる顧客のコミュニケーションにこっそり入り込む方法は一番手っ取り早いかもしれません。現代の人々はオンもオフもコミュニケーションなわけですから、LINEしかり、そこにサービスがとびついていくのは自然な流れです。
で、TacoBellが組んだのは、Eメール撲滅運動を全力展開中のビジネス向けチャットツール"Slack"です。TacoBotという、急速にバズワードとなっているチャットボットを開発し、ユーザー対応します。Slackをビジネスインフラにしている人なら、とっても便利です。Slack上でいろいろ必要な処理を済ませて、「よし、一段落しようか」みたいな気になって、そのまま注文、という流れでしょうか。利用シーンが目に浮かびますね。
これがやりとりの一部です。
かなり自然言語に近い形で会話できるとのことです。あと、このGIF画像にもあるように「レタス抜き」みたいな個別の要求にも対応可能とのこと。当然、決済も大丈夫です。現在、試験導入に向けて参加企業を募集中とのことです。
「チャットボット」によるサービス、どんどんふえていきそうです。ヤバい世の中になったものです。ほんとに人は何をすればいいんだろう、と思ったりもします。
(via Fast Company)