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Campaign_Otaku

Campaign, more than anything

スウェーデンが国のオフィシャル電話番号を開設。その番号は+46-771-793-336。誰でもかけることができて、スウェーデンの誰かとワイワイしゃべったり、寂しさを紛らわしたりできるよ。

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スウェーデン。とても透明性が高くて、政府が国民を信じているいい国です。2012年にスウェーデンは観光キャンペーンの一環として"Curators of Sweden"を立ち上げました。これは、スウェーデンのオフィシャルTwitterアカウント(@sweden)を開設し、週替わりで国民が投稿するという仕組みで、国民は何の制約もなく、ありのままのスウェーデンでの毎日を投稿します。当然、挑発的なツイートなどもあり、いろいろ問題もありましたが、今もまだその"Curators of Sweden"は続いています。

 

 
そして、今度は電話です。スウェーデンのオフィシャル電話番号"Swedish Number"を開設しました。+46-771-793-336...この番号に電話すると、ランダムにスウェーデンの人につながります。電話の受け手は立候補制で、スウェーデンの人なら誰でも登録することができます。観光局は「世界初の国家のオフィシャル電話番号」だと自慢しています。表向きは観光振興だけど、現地情報を尋ねるだけじゃなく、寂しさを紛らわしたり、単に異国の人との会話を楽しんだり、使い道はいろいろあるのではないかと思います。
 
 
旅の鉄則は地元の人に聞くことだし、魅力的な企画なんだけど、トラブルがおこることがわかっているので、普通の感覚なら「そんなリスキーなことはしない」ということになります。それでもするというのは、そこまで国民を信用しているとか、元来慣用であるとか、心底透明性を大切にしているとか、リスクを恐れないとか、そういう姿勢が見えて、大人の国だなと思った次第です。
今の時代、ユーザーは賢くて、だまそうとする企みなんてお見通しなわけで、そういう今のコミュニケーションの作法なんかも、政府関係者が理解しているんだろうな。すばらしいです。
(via ADWEEK)