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Campaign_Otaku

Campaign, more than anything

17世紀に死んだはずのレンブラントの新作を人工知能がつくった。油絵のゴツゴツ感まで見事に表現した仰天のプロジェクト

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レンブラント。17世紀のオランダの画家です。そのレンブラントが新作を発表しました。"Next Rembrandt"。彼はとっくの昔に死んだはずですが、AIがそれを成し遂げました。仰天です。

このプロジェクトは、ING銀行の発案で、最近「Tay」やら「りんな」やら、AIに熱心なMicrosoftレンブラント博物館、Delft University of Technology、Rembrandt House Museum、 Mauritshuis in The Hague が協力して実現しました。まずは、300以上のレンブラント作品を3Dスキャンし、色使いやレイアウト、絵具の乗せ方、凹凸の付け方など、細かい作風までコンピュータが学習し、それらを再現するアルゴリズムを開発した上で、18ヶ月を費やしてできあがったのが、この肖像画というわけです。
これ、単なる平面のプリントではなく、3Dプリントによる仕上げで、油絵具の凹凸なども、しっかり表現されています。完璧にレンブラント風です。
 
 
恐らく、オランダでこの作品が公開される(されている)と思います。世界ツアーとかないのかな? 是非観賞したいです。
アーティストって死後の評価を意識している人が結構いるのではないかと想像するんですけど、技術が進化して、死後も作品がどんどん生成されていくと、どうなるんでしょう?「儚さ」みたいな感覚が作品の憑依して、評価が高まるというケースも少なからずあると思うのですが、そういうのが失われるとなると、寂しい気がします。著作権とは別で、死後、機械学習させない権利みたいなのができて、それを行使するとかしないとか、という事態になったりするのかな。