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SXSW インタラクティブ・イノベーション・アウォード(2/2)

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デジタルの可能性を拡張し、次のクリエイティブ・トレンドを引き起こすプロジェクト・人物を表彰する"SXSW Interactive Innovation Awards"。Part2です。

7) RESPONSIVE DESIGN: Breakthrough by Neo Pangea

インタラクティブ・デバイスにおけるデザインの美しさや機能性の高いプロジェクトに贈られるこの賞を受賞したのは"Breakthrough"。世界を変える科学技術に迫るNational Geograhicの番組ウェブサイトで、3D空間に浮遊する様々なテーマを選択し、掘り下げていくことができる。新しいドキュメンタリーコンテンツの在り方として注目されている。これはやってみないとわからないです。是非。

8) SCIFI NO LONGER: Lily Camera by Lily

オモシロいカテゴリー名です。これまでSFの世界だったものが現実になるぐらい大きな影響力を与えたプロジェクトに贈られるこの賞を受賞したのは"Lily Camera"。手のひらに乗るサイズで、空中に放り上げるとユーザーを追いかけて空撮してくれる小型ドローン。これは日本でもかなり話題になりました。

9) SMART CITIES: KASITA by Kasita LLC

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昨年まであったIoTやTransportation Advancements、Sustainable Technologyといったカテゴリーを統合。Internet of Everything時代を後押しするプロジェクトに贈られるこの賞を受賞したのは"KASITA"。家具がビルトインされたミニマルな生活空間を実現するアパートメント。

10) STUDENT INNOVATION: Plant-like Robot by Ji Won Jun

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学生発のプロジェクトに贈られるこの賞を受賞したのは"Plant-like Robot"。植物の花粉のように超小型ロボットが世の中に散らばり、人や動物にそっとくっついて様々なデータを収集する。まだコンセプトの段階だそうです。

11) VISUAL MEDIA EXPERIENCE: The Fallen of WW2 by Neil Halloran

かつてない魅力的なエンタテインメントを提供するプロジェクトに贈られるこの賞を受賞したのは"Fallen of WW2"。第二次大戦の戦没者がどこの国の出身なのか、どのようにして亡くなったのか、「何千万人」という戦没者を表す数字が視覚化され、私たちに改めて第二次世界大戦の犠牲の大きさを伝えている。例えば、動画はスターリングラード攻防戦を取りあげており、負けたドイツ軍は50万人の兵士が死亡し、10万人が捕虜になった。一方、勝利したソビエト軍の犠牲はドイツ軍より大きく、ドイツの2倍の数の兵士が亡くなっている。

12) VR & AR: Mill Stitch by The Mill

VR / ARにおいて真のブレークスルーを実現するプロジェクトに贈られるこの賞を受賞したのは"Mill Stitch"。Googleスマートフォン向けVRコンテンツ"Help"で使われた360度映像作成ツール

13) WEARABLE TECH: Quell Wearable Pain Relief Technology by NeuroMetrix, Inc.

人にフィットする新しいハードウェアに贈られるこの賞を受賞したのは"Quell Wearable Pain Relief Technology"。あなたの慢性的な痛みを軽減するデバイスであり、薬品を使わずともQuellのボタンを押すだけで痛みが軽減する。また、正しい痛み緩和量を受け取れるように最適な刺激レベルに調整してくれる。一回の充電で最大40時間の治療を受けることができるらしい。医療技術は進化しているけど、医者の数は十分ではないわけで、そのギャップを埋めてくれます。個人的に、この技術はかなり衝撃的です。
 
以上、Interactive Innovation Award 2016でした。
(via SXSW.com)