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Campaign_Otaku

Campaign, more than anything

スーパーボールでのステマ的行動が軽蔑の対象になる

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「この地球上をくまなく覆っているのは空気と広告である」...そんな感じがする出来事です。ブロンコスの勝利で終わった「スーパーボール50」のゲーム終了後、NFLのビッグスターであり、ブロンコスQBのペイトン・マニングがインタビューでこんなことを口走りました。

「妻にキスして、家族とハグして、たくさんBudweiser飲みたいね」...このひとことはBudweiserに320万ドルの価値をもたらすそうです。(しかも、この後の別のインタビューでも全く同じフレーズを叫んだ。恐らく、事前に作文していたのか?)
この言葉にソーシャルはすぐさま反応。Budweiserと契約している疑惑が巻き起こり、マニングの金の亡者ぶりを揶揄する言葉が飛び交います。
国民的イベント「スーパーボール」優勝直後の全米中が盛り上がっている瞬間に、金稼ぐためにそんなこと言う? ただでさえ凄い稼いでるくせに、みたいな感じです。また、NFLが選手個人がアルコール飲料ブランドと契約を禁じているということもあるみたいです(NFL、厳しい! しかし、スーパーボール全体でBudweiserと交わしている契約はOKとのこと)し、ネイティブアドの件などもあり、こういったケースに対して極めてシビアな時期とも言えます。
そんなことお構いなしのマニングは、その後、ピザチェーンのPapa Johnの社長にキス! こんな瞬間も視聴者は見逃しません。

Papa JohnはプレゲームでオンエアされたCMにマニング自身が、社長と共に出演しています。更に、マニングはデンバーで数店舗、Papa Johnのフランチャイズ経営もしているとのことです。

金の亡者・マニングを揶揄する形でネットが盛り上がる中、渦中のBudweiserのマーケティング担当者がツイートしました。

「マニングがBudweiserに触れたことについて、私たちは一銭も払っていません。私たちは驚き、そして喜んでいます」と。更に、歓びの気持ちを隠しきれません。

しかし、マニングはルイジアナ州のBudweiser販売店を所有するなどしていて、間接的には彼の収入になるようです。「やっぱり」って感じです。一連のステマ騒動以来、日本でもこの手の問題でざわざわが止まらない今日この頃ですが、改めてこの手のやり方の後味の悪さを感じた次第です。

(via Mashable)