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上空を通過する飛行機がどこから来たのか通知するシステム

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New York Timesに勤務するJeremy Merrilの自宅の上空はラガーディア空港に着陸する飛行機の通り道となっており、頻繁に飛行機が上空を通過する。そして、そのたびに、Jeremmyの部屋にあるLEDディスプレイに、その飛行機がどの都市からやってきたのかが表示される。

Jeremmyが開発した"Flyover"は、飛行機がADS-13 / Mode Sと呼ばれるラジオシステムを通じて発信するロケーション、高度、フライトナンバーなどの情報をSDRアンテナとDump1090というプログラムを通じて集め、一旦Webページのマップに表示し、フライトルートを特定した後、LEDディスプレイに表示するシステム。

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当然、ラガーディア空港行き以外のフライトもあるわけで、高度10,000フィート以上を通過する飛行機は自動的に除外される仕組みになっている。

※詳しくはGitHubで。

Jeremmy曰く、かなりの「うっかりさん」で、それをカバーするために、今までにも色々な通知システムを作ってきたらしい。例えば、毎朝、地下鉄の遅延状況をメールで知らせるシステムや、バスが最寄りのバス停に到着しそうになったら教えてくれるライトなんかがある。(Notifications for Raspberry Pi)

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Flyoverは、何かの役に立つわけではないけど、これが部屋にあると、部屋が好きになれるような気がした次第です。これをつくるワークショップとかやれば、結構人が集まりそうな気がします。

(via MashableJeremyBMerrill.com)