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24時間ではかなくも消えてしまうレストランイベント「DINNER LAB」

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今、アメリカで"Dinner Lab"という「24時間限定レストランビジネス」が話題になっている。Dinner LabはNYC, シカゴ, L.Aなど、全米31都市で開催されており、各地で24時間以内に腕利きのシェフが次々にやってきて料理をふるまう。

参加するためには会員になる必要がある。会員種別は2種類あり、Dinner Lab会員は年会費無料だけど、毎回参加費を50~80ドル支払わなければならない (5品以上+ドリンク)。また、告知は開催前日に受取り、登録した都市でのイベントしか参加できない。

対して、セレクト会員は年間175ドルの会費を支払わなければならないが、参加費はディスカウント価格となる。また、どの都市のイベントにも参加でき、告知は1週間前に受け取ることができる。

Dinner Labは3年前にニューオリンズで立ち上がった会社で、当初は昔、売春宿だった場所や屋上パーキングなどを借りて開催していた。今や、売り出し中のシェフが名を売ったり、新作のテストキッチン、セレブリティに対するイベントプランナーの腕試しの場として定着していて、期待のスタートアップとなっている。
24時間ではかなく消えてしまうレストランで、たとえ気に入っても二度と食べられないかもしれないシェフの料理を見知らぬ人と共に食べる...とか、最高の経験だと思った次第です。前触れなく直前に告知するという強気且つ限定感を煽るスタイルもいいですね。このあたりは、英国で人気になっている"Secret Cinema"みたいです。
(via Forbes)