ネットフリックス、政治討論番組にのっかって政治ドラマを宣伝
ネットフリックスのドラマシリーズで"House of Cards"という政治ドラマ(エミー賞を受賞するなど超人気作品)があるんですけど、そのキャンペーンがかなりイカしていました。
先日の「共和党大統領候補討論会」中継番組で、ドラマの主人公で大統領の"Frank Underwood"の大統領選挙風CMをオンエア。2016年4月公開予定のシーズン4では、既に大統領であるUnderwoodが、再選を目指すことになりそうなので、絶好の機会というわけです。討論会には注目のトランプ候補も出演していたので、かなり視聴率も高かったのではないかと思います。
そして、その内容ですが...“It is a new day for America. Today, more people will go to work, return home to their families and sleep more soundly than ever before. All because one man refuses to settle.”...で始まる完璧な選挙CMの典型的表現です。討論会の流れで、このCMを見た政治好きの視聴者も唸ったのではないでしょうか。
"Anything for America"なんて、ありそうなスローガンです。格好のソーシャルネタです。
このCMのファイナルカットで表示される"fu2016.com"も実存しておりまして、つくりはやはり大統領候補HPの典型となっています。URLも「っぽい」です。ここにはドラマのトレーラーも用意されております。
Frank UnderwoodのTwitterアカウントも展開。更には、選挙キャンペーン恒例のバンパーステッカーまで!
政治に関心が高いお国柄にぴったりです。ネットフリックスは、色んな意味で存在感あるな。