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Campaign, more than anything

ハシュタグの広告販売

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少し前に広告界で「ストーリーテリング」がバズワードになって、「ストーリーテラー」を自称するクリエーターが現れたりした。すると、そのカウンターとして、「ブランドがストーリーを語って誰が耳を傾けるんだ?」「これからは生活者に物語を作ってもらうストーリーメイキングだよ」ってな反論があり、名前がプリントされたCoca-Colaボトルを販売して、あとはどうぞ! と、生活者がボトルを使って物語を作ってはソーシャルに投稿するという"Share a Coke"が賞賛されたり、というのがあった。

そしてその後、その流れを組んでか、Twitterがブランドのハシュタグをブランド絵文字に変換するというサービスが出現し、VMA(MTVの音楽イベント)などで実験後、Coca-Colaが、グローバルパートナー第一号となった。

Twitterで#ShareaCokeを使うとタグがボトルの絵文字に変換

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そして、今度はPeriscope(ツイッター傘下のスマートフォンで動画ストリーミング配信ができるアプリ。日本で言うと「ツイキャス」「ニコキャス」みたいなの。最近ではホワイトハウスローマ法王訪問時に中継したことで有名になった)がハロウィン対策として、配信先に#Halloweenと投げると、画面に「コウモリが飛ぶ」というサービスを始めるようです。こんな感じ。

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現在は、スポンサーには関係なく、ハロウィンだけの実験的試みですが、これからスポンサーにタグをセールスするようなことがあるかも知れないし、他のソーシャルメディアもどしどし追随するかもです。

(via TechCrunch)