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Coca-Cola タトゥー缶でヒスパニック系のカルチャーに入り込む

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9/15-10/15の期間、アメリカでは「ヒスパニック伝統月間」だ。ヒスパニック系の人々が大切にするのは彼らのファミリーネームであり、その名前には家族の歴史など様々な意味が込められている。Coca-Colaはこの部分に注目し、ヒスパニック系の典型的なファミリーネームをCoca-Colaフォントでプリントした缶を発売した。

ここまでは、いつものCoca-Colaの展開だけど、今回はヒスパニック系のタトゥーカルチャーにまで踏み込み、缶を使ってファミリーネームのフェイク・タトゥーを入れる仕組みを提供している。

ユーザーに物語を語るよりも、ユーザーが使えるツールを提供して、ユーザーに物語をつくってもらうアプローチの方が、ユーザーの中にブランド体験が残って良いですね。LINEスタンプも似たアプローチだけど、独自性という点で、こういう展開の方がかなりの強さを感じる。