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Campaign_Otaku

Campaign, more than anything

一年間広告活動を休止して地球を助けることの広告効果

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Coca-Colaは全世界で年間30億ドルという巨額の広告費を使って"Open Happiness"を謳っていますが、差し迫る森林破壊問題を改善するために、一年間広告を辞めて全額寄付することで、"未来の世代のHappiness"に貢献するよう、アムステルダム非営利団体"Good Things"がCoca-ColaのCEO Muhtar Kentに呼びかけている。

Good Thingsは、何の見返りもなく一年間の広告活動休止を提案しているわけではない。彼らの提案は、Coca-Colaの有名な広告"Hilltop - I'd like to buy the world a Coke"(世界中の人にコカコーラを買ってあげたい)のアップデート版"Buy The World A Hope"(世界中の人に希望を買ってあげたい)で表現されている。

年間広告費30億ドルを全額寄付して熱帯雨林とそこに暮らす先住民や種を保護することはかつてない感動的なストーリーだ。このストーリーを世界中のミュージシャンがミュージックビデオの最後に追加することで、広告が無い一年間に備える。つまり、アーティストたちが力を合わせて1971年の"Hilltop"をリメイクするという仕組み。Coca-Colaの2020年ビジョンは"Combine Business and Planet"。ぴったりじゃないか!...というわけだ。

広告活動を辞めて地球を助けることの広告効果がどの程度あるのか?...ということですが、あまり長期間だと人々がそのありがたみを忘れるように思うので、一年間は良い期間かも知れませんが、勿論、Coca-Colaが同意するとは思えません。

よくある社会貢献活動は「余ったお金で」という意識が強いけど、Good Thingsが提案する形でグローバルソサエティを巻き込んでいくような「ソーシャルオリエンテッドブランド」みたいなのが将来誕生することもあるのではないかと思う。