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ホーキング博士の新コミュニケーションシステムをIntelが開発


Intelホーキング博士のために"ACAT"(Assistive Context Aware Toolkit)なる新型コミュニケーション・システムを開発した。当初は顔認識や視線追跡技術を活用する見込みだったが、うまくいがず、最終的にはスマートフォンで使われている文字認識アルゴリズムによって、ホーキング博士の意図を単語単位で予測して選択できる機能などが活用されているとのこと。以前に比べ、文字入力速度は2倍、作業効率は10倍に向上したようだ。因みにホーキング博士は以前AMD搭載PCを使っていたが97年からIntel搭載PCを使用している。

ホーキング博士と同様の病(ALS)に侵されている人は全世界で300万人と言われているが"ACAT"はオープンソースのソフトウェアを利用しているので、彼らに合わせた応用が可能だ。
Cannes LionsでIntelがスポンサーしている講演で紹介されていた"Project Daniel"も同様にテクノロジーのチカラで障害を持っている人を助けるアイデアであり、スーダン内戦により、腕を失った人たちに3Dプリンティングの義手を提供するプロジェクトだ。

困難のある人を助けるというのは胸打たれるものです。