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Campaign, more than anything

Harvey Nichols 自己中心的クリスマスキャンペーン第二弾


"Cannes Lions 2014"において4部門でグランプリに輝き、一躍業界内で話題となった英国の高級百貨店 Harvey Nichols"Sorry, I Spent It on Myself" 。クリスマスにファミリーで集まり、プレゼントを交換する時、"ごめんなさい。自分のために使っちゃったので"と歯ブラシやタワシなどのつまらないものをプレゼントするキャンペーンであり、言い換えると、大切なのは自分だよ、ということだ。


そして、その第二弾 "Could I Be Any Clearer?"が立ち上がった。今回は Auntie Valとその孫娘のストーリー。孫娘が突然 Auntie Valを訪れ、カードを手渡す。喜ぶ Auntie Val。しかし、カードを読み進むにつれ、 Auntie Valの顔色が変わっていく。中はHarvey Nicholsのグリーティングカードになっていて、孫娘がクリスマスプレゼントに欲しいもの(Charlotte Olympia silver Octavia sandals)が記されている。そして、有無も言わさず"勿論買ってくれるよね!"Auntie Valを抱きしめる孫娘。

ビデオの中の孫娘に習って、自分の欲しいものを選んでカード制作するオンラインツールも用意されている。(こちら)

年寄りの財布を宛てにするやり方は、これまでもあったと思うけど、これは下心を包み隠していない所が全然違うし、逆に嫌らしくないと感じた。