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科学 vs 音楽〜全篇科学実験のMV


NZのミュージシャン"Nigel Stanford"のMV"CYMATICS: Science Vs. Music"。タイトル通り、全篇に渡って科学実験によって全てのサウンドを可視化するという試み。とても興味深い仕上がりだ。

このMVで取り入れられた個々の実験にフォーカスした映像も用意されている。
Speaker Dish
スピーカーの上に皿を載せて、ウォッカを注ぐというシンプルな仕組み。音の振動の変化でウォッカの表面の波形が多様に変化する。

Caladni Plate
スピーカーの上にメタルプレートを載せ、その上に砂をまぶす。すると音の振動と共に砂が多様な模様を描く。

Hose Pipe
ディレクターによると、これはカメラトリックとのこと。スピーカーが毎秒25回振動するのに合わせて映像も毎秒25フレームに設定することで、ドラムのリズムによる水流の変化が止まって見えるようだ。

Ferro Fluid
オイルの中に砂鉄を入れ、磁石の原理で音の振動に反応して、様々な模様を描く。

Reubens Tube
Tesla Coilを使用。音に合わせて火が踊る。シンセサイザー音とマッチして気持ち良い。

The Tesla Coil
この実験もTesla Coilを活用。音の振動と共に電流が走る。視覚的に良いです。

曲よりも実験がメインという感じで、そのあたりはOk Goみたいです。