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ソーシャルのチカラでNBAチームを購入


現在プレイオフで奮闘中ながらもオーナーの人種差別発言で大きく揺れるNBAの強豪チーム"L.A. Clippers"。オーナーがNBAから正式に永久追放処分を課せられたことを受け、ボクサーのフロイド・メイウェザーJrやボクシングプロモーターのオスカー・デラホーヤ、セレブリティのオプラ・ウィンフリーなど、資産家たちがチーム購入の意志表明をしているけど、何とも"今っぽい"形での購入を画策しているのがクリエーティブ・エージェンシー"CP+B Boulder"のPeter KnierimとKyle Jones。Indigogo(ソーシャルファンドレイジング)で"L.A. Clippers"の評価額5億7,500万ドルを調達しようとしている。
通常、Indigogoでファンドレイズする場合は、目標額達成の可否に関わらず投資金額を払い込むが、今回のケースは目標額に達成した時点で払い込みとなる。

投資特典は以下のようになっている。

  • 20ドル:"I helped buy the L.A. Clipper"とプリントされたTシャツ
  • 1,000ドル:"I helped buy the L.A. Clipper"Tシャツ+練習見放題(アフリカンアメリカンの友人も1人も招待可+Tシャツプレゼント)
  • 10,000ドル:"I own a part of the L.A. Clipper"Tシャツ+練習見放題(アフリカンアメリカンの友人も1人も招待可+Tシャツプレゼント)+名前入りレプリカジャージ
  • 25,000ドル:10,000ドルの権利+試合観戦の際、コカコーラとホットドッグを提供(アフリカンアメリカンの友人と一緒の場合は彼にも提供)
  • 50,000ドル:ソーシャルを使って"L.A. Clipper"を購入するという、この物語の映画を撮影する場合、エキストラになれる

現オーナーによる差別発言の対象になったアメリカン・アフリカンを若干優遇する所が洒落が効いているけど、投資が高額になる程、特典が投げやりになっている感が否めない。でも、迅速にこういう動きがあることが面白いです。
5月2日に開始したこのプロジェクトの投資額は現在102ドル(始まったばかりだからね)。後る30日間で5億7,500万ドル集まるでしょうか?