8万人の観客にLED埋め込みニットキャップを配ってショーを盛り上げる恐るべきスーパーボールのハーフタイムショー
“Bruno Mars & The Red Hot Chili Peppers”のハーフタイムショーは昨年のBeyonceに劣らず良かったけど、その演出の1つで、8万人で埋め尽くされた観客席がチカチカ点滅しているのが気になっていたんだけど、どうやらこれは大がかりな仕込みであったようだ。
これは入場時に配られたLED3個と赤外線受信機が埋め込まれたニット帽が大きな働きをしており、観客席をスクリーンとし、観客個々の帽子に信号を送ることにより、観客がピクセルのように点滅するという壮大な仕掛けだ。
仕掛けたのはモントリオールのPixMob。以前、屋外ライブでLEDリストバンドを観客が身に付け、客席フロアで光のショーを展開したり、夜空にピクセルの雨を降らすなどの企画を推進した会社だ。
伝え聞いた所によると、Bruno Marsのギャラは無料。ハーフタイムショー・スポンサーのPepsiは3800万ドル支払ったとか。スーパーボール恐るべし。