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Facebookでアルツハイマー体験を提供


5人に1人は認知症になる可能性があるらしい。認知症を大まかに分けるとアルツハイマー病と脳血管性認知症に分かれ、どちらとも痴呆の症状をだけど、痴呆を起こす原因が異なるようだ(全く知りませんでした)。そして、アルツハイマー病というのは早期発見で改善するとのこと。しかし、アルツハイマーの初期段階は老化による物忘れと区別がつかず、知らぬ間に病を深めてしまうと言うのが現状のようだ。
そこで、オランダの非営利団体“Alzheimer Nederland”はFacebookを通じて若者にアルツハイマーと向き合う機会を提供する“The Alzheimer's Event”を企画した。
フィルムフェスティバル、フードフェスティバル、ミュージックフェスティバルなどの主催者に協力を要請し、彼らのFacebookアルバムの写真の中に居るはずの無い人物をPhotoshopを使って配置。そして、その本人のアカウントにタグ付けすると、その写真を見た本人が困惑するという仕掛け。


仕掛けられ、困惑した人はWebSiteに誘導され、その意味を知る。そして、自分の友人にもアルツハイマーと向き合う機会を提供することに同意した人は、友人の写真を差し出す。

キックオフはオランダのインフルエンサーに仕掛けることで、導火線に火をつけたようだ。
ケーススタディビデオがリリースされている。

この記事を通じてアルツハイマーについて知ることが出来て良かった。