Campaign_Otaku

Campaign, more than anything

アンチ・スターバックス、アンチ大手チェーン店


ロイヤリティ・カード...顧客にブランドを好きになってもらうプログラムが享受できるカードだ。対してワシントンD.Cの独立系珈琲チェーン6店がリリースしたのは「ディスロイヤリティ・カード」...顧客に嫌いになってもらうカードだ。勿論それは独立系珈琲チェーンを嫌いになってもらうのでは無く、STARBUCKSを嫌いになってもらうカードだ。


これはSTARBUCKSがリリースしたロイヤリティカード(珈琲無料など)に対抗したもので、独立系5店舗を6回利用する毎にジュース無料などのメリットがある。これにより、色々な独立系店舗を巡る機会拡大にもなったようだ。

チェーン飲食店大国アメリカの自国文化への反動か、こういう動きは少なからずあって、自分が住んでいたインディアナ州の小さな田舎町でもSTARBUCKSに行かずに独立系のSOMAに行こう!みたいな雰囲気が一部であった。このキャンペーンはそういった小さな意識の塊を捉えて、より大きく膨らませて行こうという試みだ。「ディスロイヤリティ・カード」という挑戦的な表現も面白いし、上手く機能して欲しいなと思う。