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自由への長い歩みの終わり〜ネルソン・マンデラ氏を偲ぶ


亡きネルソン・マンデラ氏への哀悼の意を込めて、The Economistが“The long walk is over”なるとてもエレガントなWebSiteを立ち上げた。彼の'There is no easy walk to freedom'という言葉を意識して'Walk'と使っているのだろうか。
冒頭に流れるビデオで、手紙や写真、人形や洋服など彼との思い出を捧げるべく歩く人々の姿が描かれ、詩人'Benjamin Zephaniah'による彼へのメッセージがボイスオーバーされている。

その人々による手紙や写真で描かれたマンデラ氏がトップ画像だ。

画面上に1918〜2013までの年号は彼の人生であり、The Economistの当時の関連するアーティクルを閲覧できる。ロベン島の監獄をイメージさせる有刺鉄線や亡くなった彼に捧げる花など、ビジュアル1つ1つにも意味が込められている。




The EconomistはこのWebSiteを作ったことを公表せず、人知れずリリースしたようです。偉大な人物の死に際して'広告的行為'を極力排除したいとの姿勢だと思います。マンデラ氏の死が如何に世界にとって大きな出来事であるかを示すエピソードですね。