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サンタのブランドブック


UKの'The Quiet Room'なるエージェンシーがサンタのブランドブックを公開した。サンタは勿論公共の財産だけど、普段クライアントのブランドを定義するように'SANTA'をブランドとして改めて定義している。

サンタはコンセプトであり、アイデアではない。感情であって感覚ではない...というどうでもいい序文。

ブランドプロミス。XMASの4文字で語っているけど...意味ありそうで無さそうなページを費やすだけの従来のブランドブックの皮肉ですね。

ブランド価値。アレックス・ファーガソン、赤鼻...ってふざけてますね。

ブランドハウス...って。煙突の所にデリバリーと記してある。mission, principle, essence...とあるのでブランドの価値構造みたいなことを表しているのでしょう。

ブランド資産。縦軸に脂肪、横軸に髭。全ての資産はこの二軸で表現される。

外部とのコミュニケーション。良い例と悪い例が示されている。'PS4はソリに乗らないから無理''替わりに私が選んだiPadで楽しんで欲しい''お父さんサンタより'...みたいなことは言ってはダメ。逆に'契約者の見落としにより、あなたの望むプレゼントをソリに乗せることが出来ませんでしたので、ベッドの下に同程度の価値のモノを置いておきます'ならOK。

信頼性カーブではなく、信じられやすいカーブ。サンタは年齢が若い程信じられやすい。サンタと神を比較するのは何となく理解できるけど、そこに社会主義が入るとは...。
クリスマスのナイスジョークですね。*Santa* Brand Book完全版はこちらから。