Campaign_Otaku

Campaign, more than anything

最近見た素敵なデータ表現


ここ数日、立て続けに美しいデータビジュアルに出会った。
Tarantino & Friends
タランティーノはお気に入りの俳優を何度も起用するけど、その'起用マップ'みたいな図を映像化した作品。作品が替わると同じ俳優でも髪型や髭など顔の特徴が変わる訳で、そのあたりも描いているのが、木目細かくて素晴らしい。

SODA / POP / COKE
同じモノでも米国各地域で呼び方が違うことを示したビデオ。全米各地の人に電話をかけ、同じ質問を繰り返すことでデータを収集したとのこと。タイトルにもあるように炭酸飲料なら'SODA''COKE''POP'と地域によって名称が異なる。流石アメリカ、違いが大きすぎる。

Restless America: state-to-state migration in 2012
2012年における全米50州間での引越しデータをまとめたビジュアル。各州にカーソルを合わせると「どの州から何人、どの州へ何人」がわかる。兎に角、美しいビジュアルです。

Earth vs the other Solar System planets
太陽系の星の大きさをシンプルな円で比較。わかりやすい!







Artist Temperaments
アーティストの気性を「横柄・謙虚」「凡庸・天才」の四象限に想像マッピング。ビジュアルとしては目を見張る訳では無いけど、下世話なテーマが個人的に好き。
ラッパー部門:Jay-Zは才能的には普通で、Eminemの才能に対する評価が凄い。Kanye Westの横柄さ半端ない。

作家部門:作品を読んだことある作家はそんなに居ないけど、Ayn Randは何となくそんな感じかな。Susan Sontagは批評家だからか、もっと横柄だと思っていた。

ミュージシャン全般部門(たぶん): ラッパーを除き、既に他界・引退したミュージシャンも含まれている。Kurt KobainとJohn Lennonの才能評価が抜きんでている。Oasisは凡庸な上に人一倍横柄...だったのか。

※関連記事:データ表現の国際賞“The Information is Beautiful Awards”
※via I Love Chart, vizynary