塩の採掘場の神秘を残しつつ再生するルーマニアのTurda Salt Mines
日本にもかつて多くの炭鉱があったけど、その大部分は今は稼働しておらず、廃墟になっている場所もある。一方で採掘場の地下がどうなっているのかはとても興味深く、用途転換することで魅力的な場になる可能性があるのではないか?
Transylvania(ルーマニア)にあるTurda Salt Minesは17世紀に採掘が開始された塩の採掘場でその神秘を残しつつ、人気の観光スポットになっている。
約122mの深さがある地下の大空間の地下43m部分のフロアには180席の円形演技場や卓球場、バスケットボールコート、ミニゴルフ、ボーリング場がある。
また、113m部分のフロアには小さな湖があり、レンタルボートでのんびり地下気分を楽しめる。また同じフロアにはミニ観覧車まである。
様々な部屋があるフロア。喫茶のようなイメージだろうか。
何も無い採掘場の香り漂うフロア。こういうのが一番風情がありそう。
エレベータシャフトが美しい。
紹介ビデオもあります。
気温は12度程度とのことで、夏などはヒンヤリして気持ち良さそうです。日本に多いのは炭鉱なので塩と同じようには行かないと思いますが、神秘的な世界であることは変わりないので、観光施設としてのコンバージョンはあり得るのではないでしょうか。