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次世代デジタル・セーター


クリスマスシーズンになると米国で何かとネタになるのがダサいセーター。そのセーターの進化版とも言えるデジタルセーターが44.95ドルで発売された。
このセーターの胸部分には暖炉が描かれており、そこにスマートフォンをセットし、専用のAppでメラメラと燃える暖炉の火のアニメーションを表示すると、あたかもセーターの絵柄の暖炉が燃えているように見えるという趣向。更に風が強いと火が消え、暖炉をタップすると再び点火するという仕掛けもある。

このセーターを考案したのはMark Rober。“Digital Dudz”というブランド名でセーター以外にもTシャツやスウェットなどスマートフォンと組み合わせる衣料を販売している。MarkはNASAで勤務していたが、この事業に専念する為にNASAを辞めたそうだ。その判断が正しかったかどうか...。
この冬はCoke Zeroもダサいセーター・デザインを競うコンテストを開催している。“Sweater Generater”を使って形や色、模様などを自由に組み合わせ、オリジナルセーターをデザインし、FacebookTwitterにポストしてエントリー。人気投票の上、上位100着を実際に作ってプレゼントするという趣向だ。

こういうダサいセーターってお婆ちゃんが手編みで作って贈る、捨てるに捨てられない'喜ばれないプレゼント'の典型だったんだけど、ここ数年、敢えてダサいセーターを着るというボケが流行っているようです。“National Ugly Sweater Day(12/20)”というのが出来る程盛り上がっています。
米国らしくていい感じですが、日本にこの波は来ないでしょう。