ゲリラ豪雨に'Water Bench'

雨後の大抵の公園のベンチは汚れや濡れが目立っていて、神経質な現代人が座れる状況では無い。そして、昨今のゲリラ豪雨後は周辺の水たまりも酷く、近づけないケースもある。
そんな状況を改善する為にMARS Architects(上海)によって開発されたのが“Water Bench”。ソファ風のデザインに加えて優れているのが「ボタン」部分から雨水を吸収し、最大500lのタンクとして機能すること。タンクの水は雨が止んでから、少しずつ地面に放水する。



このソファはモンスーンが多発するムンバイ(インド)の問題解決の為に開発されたんだけど、ゲリラ豪雨が多い日本でも使えるのではないか。
ゲリラ豪雨は一気に降った後、水たまりから帯水層へ水が吸収される間もなく乾燥してしまう為、土地の養分が増えず、農業や緑豊かな公園を作るという面で打撃を与えるということを何かの本で読んだことがあるけど、そういった都市環境の問題にも役立ちそうだ。