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CEOの不適切発言が引き金となり、アバクロをホームレスに着せようキャンペーン勃発


私達の服はルックスの良い人だけに着て欲しい。というのもルックスの良い人は他のルックスの良い人を魅了するからだ。だから私達の服はクールでルックスの良い人を対象にしているし、それ以外の人には着て欲しくない。私達の服はお腹に贅肉の無い人にしか合わない...。

日本でも人気のブランドであるAbercrombie & FitchのCEO Mike Jeffriesが7年前に語ったこの言葉が、最近あるコラムで取り上げられ、波紋を呼んでいる。そして、今Mike Jeffriesは「アパレル界の最低人間」としてネットで大炎上している。
また、女性に対して特に態度が悪いことも炎上に拍車をかけた。「特に太った女性には私達の服は着て欲しくない」との考えから、メンズはXXLを製造しているのに、レディスはLまでしか製造しておらず、45kgの大規模ダイエットを敢行したKirstie Alley(女優)も「そんな服、絶対に買わない!」とTVで発言した。

あるブロガーはAbercrombie & Fitchの女性に対する態度に憤慨し、 “Attractive & Fat” なる写真を制作・公開した。

そんな中、一般生活者の手により「手持ちのAbercrombie & Fitchの服をホームレスにプレゼントしよう!(あるいはホームレス施設に寄付しよう!)」というキャンペーンが立ち上がっている。
「ホームレスの人=クールじゃ無い」という設定が好きでは無いですが...。


このビデオの冒頭部分でMike JeffriesとBack to the FutureのBiffが老いた姿が並べて表示されている。「お前のルックスこそ醜い! お前が言うな!」ということでしょうか。

ちなみにこのビデオ、あっという間に570万視聴を突破。ソーシャルメディア恐るべしです。常に見られていることを意識した行動と発言が必要です。