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親の一言が子供の自尊心を傷つけている...


“Real Beauty”(=あなた自身が輝く真の美しさ)を標榜するDoveが、ここ数年“Self Esteem Project”(自尊心)を実施してきたが、その対象を成人女性だけでなく子供たちにも向け始めた。というのもDoveの調査によると6割の子供が周囲の目を気にして自分のしたいことを諦めてしまっているようだ。
Doveはそんな子供たちに対して「自分は価値ある存在」であることを感じてもらう為には親の存在が重要であると見なしており、教育誌を通じて親に働きかけた。
中面に配置された広告には複写用のカバーがついており、読者はカバー部分に「子供の頃言われて嫌だったこと」を書き込む。すると次のページの広告に描かれた子供のビジュアルの下部分に、「子供の頃言われて嫌だったこと」が現れる。そこには "Words mark children forever." (言葉は永遠に子供の中に残る)と添えられている。

子供が自分がしたいことを辞める理由が「親の偏見に満ちた(あるいは自分勝手な)一言」になっているということでしょうか。解釈が難しい所です。恐らく、WebSiteに答えがあると思いますが、そのアクセスは20%向上したようです。Doveは常に社会派の渋いメッセージですね。