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中国でスマートマスクは必需品になるかも


PM2.5や花粉など、何かとマスクが手放せない今日この頃ですが、中国、特に大都市の北京や上海ではPM2.5問題の根元であるだけにかなり深刻。数年前にはSARSなどの問題があったり、政府が公開する情報の信頼性が乏しいこともあり、マスクはつけているものの、生きて行くに欠かせない「呼吸」に心配が尽きないようです。
しかしそんな環境だからこそイノベーションは起こるもので、初期のAppleのプロダクトデザインを担当したことでも有名なFROGが「スマートマスク」なるものを開発中と、BBC Futureが報じた。
“Airwaves”なるコンセプトで開発中のこのマスクにはBluetoothやバッテリー、フィルターなどが搭載され、位置に基づいたリアルな空気コンディション情報を収集し、モバイルデバイスを通じて配信するという仕組みになっている。



北京で1日に購入されるマスクは10万枚。人口、問題の深刻さを考えると、この商品の開発が成就し、出荷した暁には大ヒットもありそうです。