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あなたの代わりにロボットが署名〜筋肉のチカラを失った人たちを救え!


3500人の子供に対して1人の確率でDMD(デュシェンヌ筋ジストロフィー)という病に犯されるらしい。

DMD=乳幼児期には正常児とほとんど変わらない運動能力を示すが、4〜5歳頃から筋力低下に気付かれ、歩行異常が出現する。年齢を経るに従い筋力低下は進行し、12歳までに歩行不能となり車椅子生活となる。現在、有効な治療法は確立されておらず、20歳代で心不全または呼吸不全により死に至る重篤な疾患。

この事実を広く知ってもらい、治療の為の研究開発費の寄付を募るべく、非営利団体“Save Our Sons and the Duchenne Foundation”が“The Most Powerful Arm”なるキャンペーンを実施している。
これは、いわゆる「署名キャンペーン」なんだけど、文字が書けないDMD患者の為に開発された文字書きロボットがあなたの代わりに署名してくれる(ストリーミング中継)という仕掛けで、署名はFacebookにポストされる。

ちなみにこのロボットが一日に署名できるキャパシティは8,500名。主催者としては300,000の署名獲得を目指している。
※署名はこちらから。


ロボットが文字の書けない人たちを救っているという事実が裏側にあるからこそ「ロボットによる署名」の値打ちがある。技術やデザインが世界を良くしている、というのが実感できるキャンペーンです。