Campaign_Otaku

Campaign, more than anything

「ガチ」で宇宙へ旅するキャンペーン


Pepsiや7Elevenなど、宇宙旅行招待キャンペーンというのはこれまでにもあった。しかし、実際に「宇宙に行った」という話は聞いたことが無い。例えばPepsiの場合は実際は宇宙旅行と1000万円ほどの現金の二択になっていて、宇宙旅行できる環境が整備されるまで待てずに現金を選択した人がかなり多いのでは無いかと思う。
しかし、今回LYNX(AXE)が立ち上げた“The Apollo Space Academy”はそういった逃げ道の無い「ガチ」の宇宙招待のようだ。
そして、プロジェクトの発表には、その本気度をアピールするかのようにアポロ11号でNeilArmstrongと共に月面着陸したBuzz Aldrinを担ぎ出している。

世界60カ国で展開されるこのキャンペーンには、基本的にはいかなる人でもエントリーできる。まず第一関門はキャンペーンサイトでのエントリー後、自分が宇宙飛行士として相応しいことを友人の投票によって証明しなければならない(宇宙旅行とはあまり関係ないですが)。

その後、Top200がNational Challenge(各国別)に参加し、フィジカル・メンタル両面のテストを受け、Top4が Orlandoで開催されるSpace Campに参加。ビデオを観る限りかなり本格的なトレーニングだ。でも、この程度はクリアしないと宇宙空間には行けないんだろう。

このSpace Campが最終審査で、上位22名が選ばれ、宇宙を旅することになる。旅行の雰囲気は以下のような感じ。勿論、これはCGだ。宇宙を旅する飛行機はXCOR Aerospace製で、オペレーションはSpace Expedition Curacaoが担当する。

何故、LYNX(AXE)がこんなことをするかというと、新商品“LYNX Apollo”のプロモーションとのこと。キャンペーンのスケールが商品への期待を物語っています。新商品のTVCMはこちら。

宇宙には浪漫を感じるけど本気で行きたいという人がどれだけ居るんでしょうか?現金やモノとの二択にしない所にLYNXの心意気を感じるけど、どういう結末になるか注意深く見守りたいと思います。