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求人広告−この音楽の続きを奏でてくれ!


人材募集となると求人誌や求人サイトに広告を出すというのが定跡だけど、クリエーティブな人材となると、そういう訳には行かず、ちょっとした工夫が必要だ。
広告代理店のLeo Burnett Budapestがリリースしたこの“Music Awards”なるビデオは、Leo Burnettが過去に受賞したクリエイティブ・アワードのトロフィーをドラムのように敲いて音楽を奏でるも、最後は途中で力尽きるという結末。つまり、「この曲を完成させてくれるクリエーティブな人材を探しています」というメッセージだ。

Leo Burnettの面接で本当にこの曲の続きを披露しなければならないかどうかは不明だが、自分なりの何らかのリアクションを返さなくてはならないと察する。このビデオを観て思い出したのが、数年前のあまりにも有名なGoogleの求人広告。西海岸のロードサイドに複雑な数学の問題だけを表示した奇妙な広告を掲出した。この問題を解ける人だけを求めているというメッセージだ。

求人広告って圧倒的に定型の枠内の企画が多いだけに、改めて工夫の余地が大きいと感じました。