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揺れるスタジアム


スポーツ観戦をより楽しくする材料がデータであるということは、テニスやフットボールなどの中継を見るとよくわかる。恐らく、ソーシャルメディアでの論争もより活発化させているのではないかと思う。チームマネジメント目的ながら、最近では、Nikeadidasといったスポーツ用具メーカーもシューズを通じてトラッキングするツールを開発している。ああいうのも、いずれ放送と関わって来るのでは無いかと思う。
今回、Nikeが計測したデータは「スタジアムが揺れている」と言われる程凄まじいアルゼンチンの人気クラブ“Boca Junior”のファンの応援。その“Boca Junior”が出場するアルゼンチン・カップ決勝が行われたSan Juan Stadiumに地震計測器を設置し、実際に揺れを測定した。

これまで計測されたデータはプレイに関するものばかりだったけど、観客に関するデータを計測するというのも面白いかも知れない。スタジアムの揺れを放送と共に表示したり、最も揺れた場面を振り返ったりする等、活用方法は色々ありそうです。
ちなみに、San Juan StadiumではなくホームのBOMBONERAは相当古いので「揺れ」はもっと酷いように思います。