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Campaign, more than anything

論点をすり替えるMcDonald’s



ハンバーガーの広告写真と実際の姿があまりにも違うという批判は、これまでにも度々Burger KingやMcDonald’sに向けられてきたが、ここに来てMcDonald’sがその事実を肯定した上で何故そうなるのかを公開した。
店内で数秒で提供される商品とは違い、広告写真の場合、フードスタイリストやデジタル技術者が時間をかけて高度なプロの技を使うからというのがその理由であり、丁寧にビデオを用意している。


ここで紹介されていることはわかりきったことで、批判の対象は「過剰に誇張する姿勢」にある。McDonald’sは話をすり替えながら、「真摯なブランド」であることをアピールする目論見だと思うんだけど、そんなことが通用するんだろうか。広告写真と現実の差が最もわかりやすいビックマックを取り上げないというのも、「すり替え」をカモフラージュする狙いだと思います。