Campaign_Otaku

Campaign, more than anything

柔らかなインタラクティブデザイン的展示発想


大きな模造紙に、「つまみ」や「スウィッチ」をフリーハンドで描き、その「つまみ」や「スウィッチ」の画の上にチップやゴミ箱の蓋など、部屋の中にありそうなモノを乗せる。各々の「モノ」はセンサリングされており、触れると投影されたNISSANの車体映像が動く仕組み。
「かっちり」したシステムよりも断然触れたくなる雰囲気を持っている。

こういう装置ってショールームや展示会ブースに設置しているのを時々見かけるけど「かっちり造る」というのが基本形で、それがディスプレイ会社や広告代理店のスペース部門的発想だ。
対してこのケースは極めてインタラクティブデザイン的な柔らかい発想だし、そういった企業や部門がディスプレイ関連の元請けになるケースが遠からずやって来そうな気がする。