向こう見ずなドライバーを更生させる最終手段は「お化け」

ウクライナは世界で一番、車と歩行者の接触事故が多いらしい。「それはマズイ」ということで考えられた企画がこの“Pedestrian Ghost”(歩行者の幽霊)だ。法定速度を守らない車が近づくと人型ナイロンが「お化け」のように現れる仕掛けをマンホールに設置するという趣向なんだけど、運転の荒い、知人ドライバーの車にカメラを仕込んで、そのリアルなサプライズ映像をYoutubeにアップロードしたのがかなり上手な作戦。500以上のコメント、20万視聴(3週間)を達成した。

「お化け」を事故について考えてもらうきっかけにするというのは、凄い発想。そして、ドライバーにコンセプトを伝えずにカメラを設置し、リアルなリアクションを撮影できたのもファインプレーだと思う。