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あなたの名前入りボトルにテーマソングをつけて差し出されると、そこそこ気持ちいい





ジュースのボトルに自分の名前がプリントされているというのは、ほんの少し気持ちのいいことだし、友人との会話のネタになることだと思う。会話の中に入り込みたいブランドにとっては何とか実現したいけど、「1人1人に...」となると大変だ。ということで編み出されたのがCoca-Cola(豪州)の“Share a Coke”。豪州の最もポピュラーな名前150をリストアップし、製品化した。更には、1つ1つの名前に対してオリジナルソングまで用意する念の入れようだ(Facebookページ参照)。 また、150の名前に該当しない人たちをフォローすべく、特定の場所でオリジナルボトルを作って差し上げるサービスを実施したり、Facebookページでのヴァーチャルボトルの制作なんかもやっている。
150の名前をプリントしたボトルというアイデアもさることながら、1つ1つの名前にテーマソングをつけるという発想が好き。テレビなんかでアーティストが即興でつくるような風合いの曲で、いい感じだ。ただ、それを聴くためにFacebookページにアクセスして、自分の名前を探して...というのが面倒で、各々の名前のボトルにQRがついていて、その場でテーマソングを聴くことができると、もっと会話のに中に入り込むことができそうなのに、とは思いますが。