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スティーブ・ジョブズ「記憶に残る10の瞬間」


ジョブズが無くなった今、改めて思うことは、「彼無しで、MaciPod, iPhone, iPadのような、世の中の全てのエレクトロニクス企業に模倣を余儀なくさせるような革命的な製品が世に現れていたかどうか」ということです。彼と同じ時代に生きることができてつくづく良かったと感じていると同時に、これほど悲しい日はありません。ここに、ジョブズの追悼企画として、彼の人生の中で最も輝かしい10の瞬間を紹介したいと思います。(via Mashable)
Macintosh発表(1984)

1984年、ジョブズがマッキントッシュを世界に紹介した瞬間。世界に2つとない革新的な製品が誕生した。
Macintosh TVCM(1984)

1984年に発表されたマッキントッシュのTVCM(Ridley Scott監督)。ジョージ・オーウェルの「1984」をイメージした演出が強烈。当時、ビック・ブラザーはIBMだった。
Macworld Boston(1997)

マイクロソフトとのソフトウェア関連のパートナーシップ契約締結発表の瞬間。ブーイングが結構凄い。
iMac発表

ジョブズAppleに復帰後の最初の大きな仕事がiMac。これ以降、Appleは再びクールなブランドになった。
iPod発表(2001)

Appleが音楽シーンに進出した最初の製品“iPod”。「1000曲がポケットに!」というわかりやすいフレーズ。Walkmanソニーに大打撃を与えた。
iTunes Phoneプレゼンテーション

Motorolaの携帯“Rokr”にiPod&iTunes機能を搭載したが、完全に失敗。当時はかなりイライラしているようだった。
スタンフォード大卒業式でのスピーチ(2006)

このスピーチに「死」に関するこんな一説があった。「17歳のときこんな言葉を読みました。…毎日を最後の日であるかのように生きなさい。いつか必ずひとかどの人物になれる。私は感銘を受けました。それから33年間、毎朝鏡を見て問いかけました。今日が人生最後の日なら、今日することは自分がしたいことだろうか。…長い間答えがノーであるときはいつも、何かを変える必要があるとわかるのでした。…死は人生の発明品。それは人生の変革役であり、古きを一掃し新しきへ道を創ります。今、新しきはみなさんです。だから他人の人生を生きてそれを無駄にしないでください」。一生大切にしたいと思います。
iPhone発表

革命的UI発表の瞬間。以降、全ての携帯端末メーカーが模倣することになる。
ビル・ゲイツとの共演

ウォールストリートジャーナル主催「D5スペシャルセッション」で夢の共演。ゲイツが開口一番、“First I want to clarify, I'm not Fake Steve Jobs”(まずひとつハッキリさせておきたいんだが、偽ジョブズは私じゃないよ)と言ったのが印象的。終始和やかだった。
iPad発表(2010)

発表の瞬間、鳥肌がたったのを覚えている。iPhone同様、これ以降、全ての携帯端末メーカーが模倣することになる。
これら「10の瞬間」はどれも感動的で、時々繰り返して観たくなる、そんな瞬間だと思います。
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