Campaign_Otaku

Campaign, more than anything

ストリートカルチャーとの親和性を標榜するブランドが多すぎて、わけがわからなくなっている件





ASOSが2011秋冬コレクションのプロモーションの一貫として世界のメガシティ (ロンドン、パリ、ベルリン、NYC、ロス)のクールなヤングカルチャーにフォーカスしたマイクロサイト“Urban Tour”をリリースしたんだけど、ハイライトとなるロンドンの「インタラクティブダンスビデオ」がかなり惹きつけられる感じで、踊り狂うダンサーをそのまま堪能するも良し、クリック1つで彼らの動きを変えて、彼らが着ている服をもっと詳しく見たり、買ったりするも良し、という趣向だ。「ダンスビデオ+ショッピング」の仕掛けはDieselを含めていくつか事例があって、特に珍しい手法では無いけど、圧倒的に迫力がある仕上がりではないかと思う。他にはインタラクティブビデオでは無いけど、“The world's best skating crew”(Paris)がいい感じだ。

ただ、最近こういったストリートカルチャーと結びついたブランドが多すぎて、よくわからない状態になっている気がする。ブランド側の宣伝意欲に供給側のコンテンツのバリエーションが追いついていない感じ。やはり、究極的にはプロダクトそのもので勝負できる所が強いです。