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「上下の変化が激しい」指標を探してキャンペーンプランニング


天候に連動し、気温が上がればビールのクーポンや無料チケットをプレゼントするというBudweiserのスマートフォンアプリ(アイルランド)があったけど、こちらは国(米国)のムードに合わせてクーポンを配るという“Pudding Face”なる企画で、仕掛け主はKraft Foodsの“Jell-O Pudding”。で、何で国のムードを推し量るんだということなんだけど、Twitterを使っている。jellopuddingface.comの左右両側に凄まじい勢いで流れているTweetは左が“smiley-face”(笑顔)右が“frowny-face”(不機嫌)で、米国内でのTweetを瞬時に振り分けているようだ(ハシュタグ等は使用していない)。更に、その中央には謎の男の顔が配置されており、“smiley-face”のTweetが多ければ微笑み、“frowny-face”のTweetが多ければ不機嫌そうな顔をしている。そして、“smiley-face”が全体の51%を下回ると“frowny-face”のユーザーにランダムにクーポンを配るという仕組みになっている。つまり、Pudding(プリン)を食べて笑顔になってくれ!ということだ。更に、Kraft Foodsはこのjellopuddingface.comをそのままマンハッタンで再現すべく、巨大な仕掛けビルボードを展開している。

Pumaの株価連動、Budweiserの気候連動、そして、Kraft Foodsの国のムード連動と続く「連動ブーム」に乗る為に、「上下の変化が激しい」指標を探しまくりたいと思います。
※こぼれ話: マンハッタンのビルボードを見て驚くそっくりさん