Campaign_Otaku

Campaign, more than anything

Greenpeaceの次なるターゲットはフォルクスワーゲン


先日、Mattelインドネシアの保護区で違法に伐採された材木からできたパルプを使って過剰包装しているとのことで噛みついた環境保護団体のGreenpeaceが(Mattelのケースはこちら)、今度はフォルクスワーゲンに牙を剥いた。 Greenpeaceによると、フォルクスワーゲンはBlue Motionエンジンの開発やそのキャンペーン(The Fun Theory など)を通じて環境に優しいイメージを築きながらも、一方で欧州が制定しようとしている二酸化炭素削減法案(2020年までに20-30%削減)の通過を阻止するロビー活動に大枚をはたくという「二枚舌」を使っているという。そこで、繰り出してきたのが“VW Darkside”なるキャンペーン。恒例のパロディビデオをフックに署名活動を実施している。このビデオのベースとなっているのは今年のスーパーボールでオンエアされ、大人気であったTVCM“Force”(Youtubeで4000万視聴突破)。「デススター」をフォルクスワーゲンに、TVCMの主人公である子供をその手先に見立て、最後にはGreenpeaceが悪事を働こうとする彼らを制圧するというストーリーだ。
※スーパーボールで好評だった“Force”

※Greenpeaceがつくったパロディ版(Episode1,2)


企業が「裏で悪さをする」なんてことは、ほとんど不可能な時代になっているようです。大企業はその大きな身体の毛細血管まで神経を行き渡らせなければならないので大変です。