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ペプシはライバルを揶揄しても許される


CokeだけでなくDiet Cokeにも抜き去られ炭酸飲料セールス全米3位に滑り落ちたPepsi-Colaの復活をかけてリリースされたTVCM“Summer time is Pepsi time”。出演しているのは明らかにCokeのTVCMでサンタ役として活躍しているおじさんを意識した役者で、彼がバケーションで訪れた地で内緒でPepsi-Colaを飲むというストーリー。「オフの時ぐらいいいじゃないか」という一言が面白いです。
他のブランドだと「どことなく嫌な感じがする」ことでも、Coke相手にPepsiがやるとそんな風に感じないというのが素晴らしい。ユーモアを持ちながら妥協無く繰り返してきた蓄積のなせる技なんだと思います。同じライバル揶揄型でも「バーガーキング」とは違う気がします。
※(追記)ポーラベアーもPepsiに傾きました。日焼けしたポーラベアーがCoca-Colaのポーラベアーをそそのかすのが面白い。