Levi's TVCM 10選
「全て」という訳ではありませんが、Levi'sの過去のTVCMを幾つか観る機会があったので、その中から個人的に気に入った10作品をピックアップしてみました。
Creek(1994)
特に昔の作品は男子のセクシャリティ全開パターンが多い。必ずと言っていいほど、男がジーンズとシャツを脱ぎ捨て、6パックの腹筋と分厚い胸板をひけらかし、女子を虜にするというシナリオだ。男子の強さを筋肉に象徴させる米国のブランドならではという感じで、ちなみに、Levi'sの永年のパートナーであるBBHのSir John Hegartyは、この“Creek”が大のお気に入りのようだ。
International(1989)
これも同じく男子のセクシャリティ強調路線。あり体な物語と言えばそうなんだけど、「ええもんはええ」ということで。
Drugstore(1995)
Levi'sを履いた若者がドラッグストアでコンドームを手に入れ、若い娘を迎えに行く。その時の娘のお父さんの表情が何とも言えない。
Twisted(2002)
Twistするフィット感が良いデニムをアピールする為に、身体のあちこちをTwistさせるグロさと若者たちの爽やかさのコントラストがイイ味出している。
Odyssey(2006)
Levi'sを履くことで全てから解放される「自由」を表現している。ひたすら壁を突き破り、木を駆け上がる男と女の「疾走感」が60秒という時間を感じさせない。
Show Off(1991)
EDWINじゃない若き日のブラッド・ピットが出演。刑務所所長の嫌がらせに見事なカウンターパンチをかますのが気持ちいい。
Criminal Woman(2001)
昔何度も観た作品で確か放送禁止になったハズ。盲目の「ふり」をして犯人の女が着替える一部始終を見てしまうという男心をくすぐるラッキーシナリオが好き。
The Hitchhiker
心の中で思わず「ざまぁ見ろ」と吐いてしまう。人は本能的に「軽いいじめ」は大好きであるとのインサイトがぜんてにあり、この表現を採用しているのではないか。
First Time(2008)
男子のセクシャリティ強調路線から一転、現代風の草食系な雰囲気。女子の下着を上下バラバラにすることで初々しさを出しているのが、芸が細かいな、と。“Unbuttoned”というボタンをはずして楽しむという新提案も好きでした。
Laundrette (1985)
最後は「らしい」のを。