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Just Do It 新展開




Nikeが新しいJust Do Itキャンペーン“Chosen”をリリースしたんだけど、今回はスケートボードスノーボード、サーフィン、BMXといった比較的マイナーだけど若者に人気のあるクールなスポーツにフォーカスしている。6/5に開催されたNBA Final Game3でオンエアされたこのTVCMは、「夜の撮影」にこだわり、スケートボードの神“Paul Rodriguez”、五輪出場ボーダーの“Danny Kass”、天才サーファー“Julian Wilson”BMXの“Dennis Enarson”などが世界各地で妙技を披露している。キャンペーンは米国、欧州を含む世界23市場で行われる。また、このTVCMに連動し、スケートボードスノーボード、サーフィン、BMXの技を競い合うビデオコンテストも実施。ファンやアスリート、Nikeによって選ばれたウィナーはNike Teamと行くスペシャルな旅にご招待されるようだ。
Nikeトータルのブランドキャンペーンに、こういったカテゴリーのスポーツをもってくるというのが意外。でも、スーパースターに頼るいつもの方法論が若者にとって「何かクールじゃない」と映っていることもありそうで、そのあたりを危惧してこうなったんでしょうか。「Nikeのスピリットは煌びやかなフィールドやコートの上だけじゃなく、こういう暗くて誰もいない路地裏とか裏山にあるんだ!」ということを表現するために「夜の撮影」を敢行したような気がします(たぶん)。
※追記: 210秒の長尺映像

※追記2: 22分のショートフィルム