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ロケットの次は海底探索



人類史上初の月面着陸を成し遂げたロケットのプロセッシング・パワーは現在のVaio(Intel)より劣っていた。ならば、現代のVaio(Intel)をもってすれば、ロケット打ち上げは可能なはず。と、考えたのが発端となり、8人の高校生とシリコンバレーのロケットベンチャーの社長でチームを組み、ロケット打ち上げを試みたのが昨年。今年は、五大湖に沈む沈没船を探る海底探索プロジェクト“Project Shiphunt”を立ち上げた。プロジェクトに参加するのはまたしても高校生で、五大湖沿岸のミシガン州から選抜される。彼らはまず、NOAA’s Thunder Bay National Marine Sanctuaryで基礎を学んでから、本格的なプロジェクトが始動する。プロジェクトをサポートするのは今年もVaio(Sony) & Intelだ。

また、このプロジェクトに連動し、Sony.com及びFacebookページGoogle Earthを使った海底探索ゲームがリリースされた。毎週繰り出される新しい探索ミッションをクリアしてポイントを稼ぎ、賞品獲得をめざすというものだ。
2009年の秋からソニーグループのタグラインが“make.believe”に変わったけど、昨年から続く高校生プロジェクトはまさに、このタグラインを具現化するアプローチだ。「あなたの夢を叶えます」というアプローチはよく思いつきそうな類の企画で、面白みに欠けることが多いけど、ここまでのスケールになると「夢」という言葉のチカラが活きてきそうです。