Campaign_Otaku

Campaign, more than anything

押せそうで押せない赤いボタンを押すと...。


パリの Palais Royal Squareに突如現れた巨大なボックス。そのボックスには1つのボタンがついている。「何だろう?」と思ってもそのボタンはなかなか押せないモノだ。しかし、好奇心旺盛で勇気ある近づくと、ボックスから音声が流れる。“Welcome I am the Escape Machine. If you could leave now, where would you go?”(ようこそ、エスケープマシンです。今、どこかに行けるとしたらどこに行きたい?)。そして人が質問に答え、ボタンを押すと、ボックスから花火が出るわ、音楽が流れるわの大騒ぎ。3人には行きたいところどこにでも旅できる権利がプレゼントされた。(距離的には南アと答えた男性が一番得している)
これは、トラベルサービスのVoyages-sncf.comの仕掛けで、人の行動心理を実にうまく捉えている。たくさんの人に参加して欲しい企画は多いけど、たくさんの人が参加せず、たった1人だけが参加することで成立する企画というのも珍しい感じがします。