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IBMのダイナミックな公共向けプロモーション



IBMがサポートしているテニス大会のテレビ中継を見ていると、いつもその情報処理サービスのクオリティの高さに感動すら覚えることがあるんだけど、その高度な情報処理能力を行政サービス向上、ビジネス活性化、より安全な街づくりを担う都市の政策立案者や市民代表者に提供するサービスを立ち上げたようだ。“City Forward”と題されたこのWebサイトは、現状、世界55都市を網羅し、教育や健康、交通、土地活用、エネルギー、環境、市民所得・消費、人口、雇用など、都市のパフォーマンスを示す広範なデータをアーカイブしている。そして、ユーザーはこれらのデータを分析したり、あるいは都市間で比較したり、また過去を調べるだけでなく将来の予測にも使えるようだ。更には、いくつかのデータを複合させて新たな調査領域をつくるといったカスタマイズ機能や、ディスカッション等のコミュニティ機能も実装されているとのこと。
これは大学の授業や課題の調査なんかにも使えるだろうし、公共の財産となる情報だと思う。行政向けのプロモーションとしてはかなりダイナミックです。