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デザインのチカラで小難しい問題に関心を!


2011年末には人口は70億に到達。10億に到達したのが1800年であり、210年で7倍に膨れあがった。そして、2045年には90億に到達する見込み。この地球上で、毎秒5人が生まれ、2人が死んでいく。このビデオを見ている間にも170人が増えていく。1960年に53才であった世界の平均寿命は69才となり、1975年に人口1000万以上のメガシティは3都市(NYC,Tokyo,Mexico City)であったが、今では21都市となった。今後も都市部偏重の流れは続き、2050年には人口の70%がメガシティに暮らすようになる見込み。ちなみに、人が肩寄せ合って立って過ごすと、LAには70億人が収容できるそうだ。世界の5%の人がエネルギーの23%を消費し、13%の人が清潔な水を手に入れることができない...。
これは、National Geographicの人口問題特集号のプロモーションビデオ。以前にもいくつかの例を紹介したように、堅苦しい問題やデータもデザイン化することでより多くの人を惹きつけることができる。デザインのチカラは偉大だと思う。しかし、一方で「人口70億」って、どうやってみんなで食糧を分け合うのか、大変な問題だ。